2019年12月17日火曜日

<ロバート秋山氏による「家出少女支援の活動」>パロディ動画に市民団体が抗議!


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1: Egg ★ 2019/12/17(火) 09:41:15.62
先日亡くなった俳優の梅宮辰夫さんの訃報を伝える番組で、お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次氏の「体ものまね」の映像がさかんに流されている。

 生前の梅宮さんも高く評価していたというロバート・秋山氏。彼が様々な形の「お笑い」を追求する、意欲的で型破りな芸人であることには誰もが認めるところだろう。

 ところが筆者がかつて取材したことがある「子どもの貧困問題」の解消のため奔走する人々、「居場所をなくした少女たちの居場所づくり」に奔走する人々、または「少女たちを性暴力などから守る」活動に関わっている人たちなどの間で、
このロバート・秋山氏の動画があまりにもひどいから削除してほしいという要望が上がり、ネット署名まで行われていることはあまり知られていない。

 筆者のところには、「子どもの貧困」に関心をもつ人たちのメーリングリストを通じて、この話が回ってきた。

 問題となったロバート秋山氏の動画を見た時に筆者の脳裡に真っ先に思い浮かんだのが、実際にそうした少女たちに街中で声をかけて暴力団などの手から守る活動に取り組んでいる人たちの顔だ。NPO「BONDプロジェクト」の橘ジュンさん、一般社団法人 女子高生サポートセンターColaboの仁藤夢乃さんたちである。

彼女たちは貧困や虐待などから逃れようと親元から逃げてくる少女たちに声をかけて助ける活動をしている。盛り場には暴力団や半グレ集団その他、犯罪に近い連中も少なくない。行き場を失って今夜眠る場所もない少女たちは簡単にそうした男たちの餌食になってしまう。どの人も真剣勝負で活動している。

 貧困、虐待、家庭の不和、性暴力、登校拒否・・・様々な問題が背景にある家出少女やそうした少女たちが性風俗店などで働かされる労働の実態。家出少女らに声をかけてそうした問題解決に取り組んでいる活動家たちがわずかな資金で長く続けている活動が、一見、安直に見えるパロディにされていた。

 ロバート秋山氏による問題の動画は、2017年度に制作・放映され、現在もYou tubeチャンネルで公開され、書籍として販売されている「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイルNo.28 キヨちゃん先生が少女たちを救う!」だ。
https://creatorsfile.com/creators/28/

 ロバート秋山氏が「FPO法人 ガーベラ」の代表、清瀬まさ子(キヨちゃん先生)という役で家出などをした少女たちの声を聞くという設定の安っぽい動画である。

 これに対して、前月(11月)に実際にそうした活動を行っている活動家や大学の研究者らの呼びかけでネット上で署名集めが行われた。

 呼びかけ人になったのは宮本節子氏(ぱっぷす・スーパーバイザー)、中里見博氏(大阪電気通信大学教授)古橋綾氏(大学非常勤講師)の3氏である。

 以下、かなりの長文になるが、抗議文を引用したい。

つづく

2019年12月16日 10:23
https://lite.blogos.com/article/423877/



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