1: 2020/01/29(水) 10:33:45
https://news.livedoor.com/article/detail/17728171/
爪とぎを注文した翌日に、愛猫が死んでしまった――
突如として起きてしまった悲しい出来事。爪とぎを使うネコがいなくなってしまった以上、商品は当然キャンセルしなければいけない。
事情を聞いた販売会社はただキャンセルを受け付けただけでなく、供花として花籠を手配。その対応に、ツイッターでは称賛の声が集まっている。
届いた花籠には「○○さま猫ちゃんの、ご冥福をお祈りいたします」とのメッセージが。
投稿主の@tohuchaanさんによれば、注文した爪とぎのキャンセル料はなく、供花は販売会社による完全な善意だという。
これはいい話なんですけど、初代ねこが死ぬ前日にカリカリーナって良い爪研ぎを注文したの。その翌日に死んでしまって、爪研ぎ届いても悲しくなるだけだと思って後日キャンセルの連絡したら、快くキャンセル受け付けてくれて、しかも花まで送ってくれた。感動しすぎて今のねこ飼い始めて即改めて買った pic.twitter.com/jqdpHHulGC
— ■■■ (@tohuchaan) January 25, 2020
@tohuchaanさんは2020年1月26日にこのツイートを投稿、27日19時時点で4万3000件超のリツイートを獲得するなど、大きな反響を呼んでいる。
ツイッターではこの投稿に対し、
「どんだけ神対応なんだ!」
「勝手ながら秒で泣かせて頂きました。素敵なお話ありがとうございます」
「素敵なスタッフさんですね!」
「まさに猫好き企業の鏡です」
といった声が寄せられている。
「正直ちょっと泣きました」
Jタウンネットは27日、@tohuchaanさんに詳しい話を聞いた。
当時飼っていたネコが亡くなったのは18年1月26日。アイル(千葉県館山市)が販売する爪とぎソファー「カリカリーナ」を25日に注文したところ、その翌日に亡くなってしまったという。
商品をキャンセルするため@tohuchaanさんがその旨を伝えたところ、アイル側からはこんなメールが。
「先日○○さまからのお電話を受けて、スタッフ一同ショックで、そして残念な気持ちでいっぱいになりました。
スタッフからお花をお送りしたいという声が出ました。ささやかですがお花をお送りいたしましたので、お供えいただければ幸いです」
@tohuchaanさんがカリカリーナを注文したのはその時が初めて。
「そんな対応をしてもらえるとは思ってすらなかったので、メールでびっくり、本当に花が届いてびっくりで、正直ちょっと泣きました」と当時を振り返る。
そして18年3月ごろ、新しいネコを家に迎えた@tohuchaanさんは、すぐにカリカリーナを注文。以前の出来事と併せて伝えたところ、その時と同じスタッフが対応し、
「新しい猫ちゃんをお迎えになられるとのこと、嬉しいご連絡をありがとうございます」 といったメールが届いたとのことだ。
販売会社に聞いて見ると...
Jタウンネットは20年1月27日、カリカリーナを販売するアイルの佐藤眞起代表に、当時の対応について話を聞いた。
当時、@tohuchaanさんとやり取りをしたスタッフはすでに退職。しかし供花はアイルのスタッフ全体で話し合った結果、贈られたものだという。
佐藤代表は供花を贈った経緯について、このよう話している。
「近所の方や仲良くしている方が亡くなったら、お花やお線香をあげに行くのと同じです。その時は、自分のことのように寂しい気持ちが伝わってきたのです。
少しでもご家族のお気持ちをなぐさめられればと思い、お花をお贈りしたと記憶しております」
これまでにこのような対応をしたのは@tohuchaanさん以外にはない。キャンセルの際に理由を書く人がほとんどいない、というのが理由だ。 供花はフラワーギフト専門のサイトから手配したという。
佐藤代表は@tohuchaanさんから2度目の注文が来た時のことも覚えていた。そのことについて、佐藤代表は、 「ご注文の際に、備考欄に新しい猫ちゃんを迎えられたとの記載があり、これで乗り越えられれば良いなと思いました」 と話している。
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