2020年5月29日金曜日

志村けんさん死去から2か月、消してはいけない「国民栄誉賞」コメディアン第1号の声


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1: 名無しのがるび 2020/05/28(Thu) 21:18:30
早いものであのショックから2か月。2020年3月29日、コメディアンの志村けんさんが亡くなった。70歳だった。 

 死因は新型コロナウイルスによる肺炎。

「時節がら、病状のことばかりに注目が集まり、通常、志村さんクラスの芸能人が亡くなれば必ずといっていいほど取りざたされることに、ほとんど触れられることがありませんでした」

 そう振り返るのは情報番組デスクだ。こう続ける。

もし、長期療養の末に亡くなっていたら、国民栄誉賞の受賞の可能性がメディアで報じられたり、官房長官の記者会見で質問に出ていたと思います。過去の傷があるといえばありますが、それも志村さんの盟友のビートたけしが露払いして環境整備はできていますからね」

のちにJRAの馬主になった志村けんさん
 人気芸能人、芸能功労者が亡くなると、スポーツ紙の見出しを『国民栄誉賞受賞へ』という、観測も含めた記事が躍るのが常なのだが……。ハードルもあった。

「志村氏は以前、1981年に競馬のノミ行為で書類送検され謹慎していたことがありました。当時も電話投票のシステムはありましたが、今のネット購入のように申し込めば誰でもすぐにできる簡単にシステムではなく、申し込んでも半年近く待たされましたからね。芸能人は場外(馬券売り場)に買いに行く時間的余裕もなく、そこで民間のノミやを使って馬券を買っていたのです」(スポーツ紙記者)

 ノミの利用者は、競馬法で100万円以下の罰金刑が規定されている。志村さんと一緒に逮捕された仲本工事らは略式起訴され罰金刑になったが、志村さんは金額が少なかったため起訴猶予になった。芸能活動自粛期間は1か月半。その後はコメディアンとして子どもたちに夢を与え続けたのは周知のとおり。

「志村氏はのちにJRAの馬主になっているんです。アイーンベルなどを所有していました。競馬法に違反して罰金刑に処せられると馬主にはなれないのですが、志村氏はセーフでした。そのことが、罪の微細を物語っています」(前出・スポーツ紙記者)

1986年12月、出版社に殴り込みをかけたタレントのビートたけしは、懲役6か月、執行猶予2年の判決を受けた。

「たけしはその後、映画監督・北野武としても国際的な実績を残し、2016年にはフランス政府からレジオン・ドヌール勲章『オフィシエ』を授与されました。日本の文部科学省は過去の罪状を考えてか、なかなかたけしの実績を公に認めなかったのですが、2018年春の叙勲で旭日小綬章が授与されたんです」

 と冒頭の情報番組デスク。

「前科のあるたけしが“お国の叙勲”を授与されたわけですから、起訴猶予になった志村けんさんが国民栄誉賞を受賞しても、どこからも文句はでないでしょう。新型コロナウイルスも、いったん落ち着いてきましたから、ここであえて『志村けんに国民栄誉賞を』とメディアが発信してもいいと思いますよ

 これまで26人と1団体が受賞している国民栄誉賞だが、スポーツ選手、作曲家、歌手、俳優が主で、実はコメディアンの受賞者はゼロだ。

「芸人出身の渥美清さんがいますが、俳優としての受賞です。コメディアンという肩書きの人はいませんから、ぜひその第1号になってほしいですね」(演芸関係者)

 1977年、当時の福田赳夫首相によって創設された同賞。最も多く授与した内閣総理大臣は安倍晋三首相で、その数7人。急激に支持率が低下しているが、“志村けんさんに国民栄養賞”とぶち上げても、反対の世論は巻き起こりにくい。

5/28(木) 21:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdc8c986afabe44335716762a5614621e3979456?page=1



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